株式会社TKC 神奈川県横浜市港北区日吉2‐11‐18 045-342-7481

画期的なTKCのネズミ防除システム

ネズミ急増の要因

第1に考えられるネズミの急増する要因は、家屋の密集でネズミの侵入口の発見が簡単にできない。
つぎには床下の通気口、戸袋、玄関のたたきなど、防鼠工事がまったくなされていない古い建物が目立っている。
日本の家庭では、家の中はもちろんのこと、家屋外にも物が溢れて、ネズミの駆除が困難なために、ネズミの住む場所となり、隣家への移動侵入も容易になっている。とくに高齢化が進み、体力的、経済的にネズミの駆除がだんだんと難しくなりつつあるのが現状である。
またネズミの被害の多さに、税金でまかなう行政の力にも限界があり、時には全く素人同然の行政の担当者が被害状況を聞く程度で、具体的な防除対策の、いろはも解らずに帰ってしまう、といった住民の苦情も後を絶たない。
近時ネズミの防除の対策も大きく見直され、今までのように単にネズミを駆除するといった単純な発想では、とても解決に至らない。
最新のネズミ対策はIPM(Integrated Pest Management)と呼ばれる総合防除が主流となっている。
すなわち、単に薬剤を散布するといった従来型の化学的な防除方法から、ネズミの生息状況と、ネズミの生息し難い住まいの構造(建築面)に至る幅広い、より高度な知識と技術を併せ持つ防除体系が重視されている。
こうして他社に類をみないTKC独自のネズミ防除システムが開発された。

◆侵入を防ぐ

ネズミ防除の最大の効果はネズミの侵入を防ぐことに尽きる。しかし各家庭への調査ではネズミの侵入口を知らないと答えた人が76%にもなっている。ネズミの被害を考えると関心がない訳ではないが、やはり野生の生き物の侵入口を特定するのは、専門家でも容易なことではない。
一般的にネズミの侵入口としてあげられているのが、格子の間隙が広かったり、折れたり、施工のミスで隙間がある床下の通気孔が一番多い。つぎに古い家では上部に隙間のある戸袋もネズミの侵入を容易にしている。またエアコン、ガス、水道のまわりも隙間がある。ここから侵入することも多い。
しかしよく見ないと見る角度によっては、よく解らないケースがある。その他台所、風呂場などからの侵入も見受けられる。

◆TKC独自の防除方法

TKCの画期的なネズミの防除システムは、建物の構造を熟知した建築士と、ネズミの生態、習性を習得した専門家が、そのノウハウを結集して完成した、業界初の極力薬剤を使用しない、ネズミの総合防除システムである。
私たちが住む住居は、ご周知のように、快適な生活を営むために、さまざまな機能目的をもち、家のいたるところに張りめぐられた電気配線、ガス管。それに水道管等がある。例えば殺鼠剤の使用により、ネズミが壁の中で死んだ場合、壁の中でウジとニクバエの発生により、ネズミを壁の中から除去する作業は決して珍しいものではない。
こうした作業でも建築士でないと、壁の中に埋設されているさまざまな通信機材を破損する事故が絶えない。
ネズミの防除は建物の構造面から、ネズミも習性を戦略的に組み立て、ネズミ駆除専門機材(独自に開発)したものを 併用し、徹底した防除工事を行うものである。

イエダニの発生の原因

クマネズミ一匹に千匹寄生

クマネズミ一匹に、イエダニが何と約千匹以上も寄生している。ネズミの移動とともに、イエダニはネズミのカラダから振り落とされ、例えば家屋内(天井、台所、居間、寝室)等に撒き散らかされる。
イエダニはネズミの巣の中に産卵するが、産卵をし終えた雌は60日間生きていて、その間に約100個の卵を産む。こうして産卵したイエダニは、幼虫、第一若虫、第二若虫、成虫と2週間ほどで発育する。イエダニは通常はネズミの巣に生息し、吸血時にネズミに寄生する。イエダニの体長は0.5~1㎜程度で、大きくなると肉眼でも見ることができる。カタチは楕円形、吸血前の色は白色で、吸血後は肉眼では赤黒く見える。
人がイエダニに刺されると、その症状(皮診の直径は3~10㎜)になり、数箇所赤く斑点のように腫れ、激しい異常な痒み(カユミ)を覚える。イエダニは、とくに、小さなお子様のいるご家庭では、単なる痒みばかりでなく、アレルギーなどの原因にもなり衛生上極めて危険な害虫である。イエダニの生息し難い環境作りは、まず、イエダニの生産工場であるクマネズミの巣の撤去が最善の方法になる。
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